保育士の正社員としてのメリットは?パートや契約社員などの働き方も解説!
- 保育士の就職・転職
- 2016/10/13
保育士の主な働き方として、『正社員』『契約社員』『パート』の3つが存在します。それぞれのメリット・デメリットを知って、自分にあった働き方を考えてみませんか?
「安定」「給与」「キャリアップ」を求めるなら『正社員』
正社員のメリット
・契約社員やパートと比べて給与が高い(賞与、手当等)
・安定している
・福利厚生が受けられる
・社会保険に加入できる
・役職につくなどキャリアアップできる
・子どもに関わる時間が長く、仕事にやりがいをもちやすい
正社員のデメリット
・責任が重い
・職務範囲が広い
・残業が多くなりやすい
・辞めにくい
正社員は、雇用や待遇、福利厚生が保障されています。「安定して働きたい」「責任ある仕事をして、スキルアップ・キャリアアップしたい」という方にはうってつけ。
しかしその一方で、求められることも多く、仕事量、残業など多くなりがち。「仕事とプライベートを両立させたい」と強く望むのであれば、他の働き方も選択肢に入れてみると良いかもしれません。
「条件重視」「色々な園で働いてみたい」なら『契約社員』
契約社員のメリット
・契約時、自分の求める条件を提示しやすい
・契約更新時、継続するかどうか判断できる(辞めやすい)
・正社員に比べて責任が軽い(担任を持たない等)
契約社員のデメリット
・正社員と比べると待遇が保障されていない(給与、賞与、社会保険等)
・キャリアアップしにくい
事前に「給与」や「残業時間」、「休暇」について取り決めをして入社するので、自分が求める条件で契約できればかなり働きやすいといえるでしょう。基本的には正社員と同じようにフルタイムで働くことが多いようですが、正社員と比べると仕事の範囲が定められており、責任も軽くなります。更新時(年1回であることが多い)には契約を更新するか継続するか判断できるので、正社員のように「辞めたくてもやめられない」と悩むことも少なくなります。
しかし、「責任が軽い」というのはそのまま給与やキャリアに跳ね返ってきます。同じ時間働いても、正社員より給与が低くなる傾向にあります。また、更新時に転職を繰り返すと「ひとつの園で腰を据えて働いて、ゆくゆくは役職につきたい」と思うようになった時には不利になりかねません。(マネジメントなどのスキルがあることが認められれば別ですが・・)ずっと契約社員として働くのか、別の働き方に変えるのか、タイミングを見て考えることをおすすめします。
「家庭やプライベートを大事にしたい」なら『パートタイム』
パートタイムのメリット
・勤務時間を短く設定できるので、家庭やプライベートを優先できる
・扶養内で働くことができる
・正社員、契約社員に比べて責任が軽い(担任を持たない等)
・未経験、無資格でも働きやすい
パートタイムのデメリット
・正社員、契約社員と比べると待遇が保障されていない(給与、賞与、社会保険等)
・キャリアアップ、スキルアップしにくい
パートタイムの魅力は何といっても「家庭やプライベートを優先できる」ことでしょう。勤務時間は正社員や契約社員と比べて短く設定できますし、残業も要求されることが少ないようです。家庭でたてこんでいる時期は勤務時間を短くし、余裕を持てるようになったら長めに働くなど、フレキシブルな働き方も可能です。未経験や無資格でも働きやすいので「いきなりフルタイムは自信がない」という方はパートタイムで始めるのも良いかもしれません。
一方で気になるのは「給与の低さ」。業務時間や責任の所在について考えると、正社員並みの給与や待遇、というのは難しいでしょう。研修等は「正社員・契約社員に限る」という法人も多いため、スキルアップしたいと考えている方はパートタイムでは物足りないと思います。「子どもが小さいからフルは無理」「趣味の大会で優勝したいから練習時間を確保したい」など確固たる理由があってパートタイムを選択している方は、状況が変わり次第別の働き方を検討してみてもよいでしょう。
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