現役保育士に直撃!大規模保育園の魅力って?

“大規模園”と聞くと、「人数が多くて大変そう…」などのネガティブイメージをもつ保育士さんもいらっしゃいますよね。しかし、本当のところはどうなのでしょうか?今回は、定員数138名の大規模園『グローバルキッズ飯田橋園』で働く原田先生に、実際のお仕事内容をお聞きしました。

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原田明花先生

保育士養成の短大で資格を取得後、地元青森の保育園で2年4ヶ月勤務。退職後は保育とは関係ない職につくものの、やはり子どもに関わりたいという思いから復帰することに。
心機一転するため上京し、株式会社グローバルキッズの飯田橋園にて0歳児担任として勤務を開始。2年目の現在は、1歳児の担任を受け持つ。

大規模園での保育は「チームワーク」が重要

ー大規模園というと、人数の多さをハードルに感じる保育士が多いと思います。実際に子どもの多さに戸惑ったことはありますか?
そうですね、私は以前小規模園で働いていたので、初年度に担当する0歳児18人を目の当たりにしたときは、正直驚きました。それまでは1クラス6人程度でしたので。当初は、人数が多いなかどのようにすれば良い保育ができるんだろうと思いましたね。

ーやはりはじめは人数の多さに驚かれたんですね。では「良い保育」をするためにはどのようなことを心がけていますか?
「良い保育」を実現するために必要なのは「チームワーク」だと思います。問題を解決するにしても、ひとりだけの考えだとどうしても限界がありますが、先生同士の意見をあわせることでよりよい対応法などが見つかりますので。

チームワークを良好に保つためには、先生同士で意見を出し合うことが大事です。クラス会議を開くなどして、保育士ひとりひとりが意見をだし、保育の振り返りや皆で共有し合う機会を設けています。最近議題に上がったのは「トイレトレーニング」について。「人数に対してトイレの数が限られている中で、どのようにすれば子ども達が行きたいときに待つことなく、トイレに行くことができるのか?」アイディアをだしあい、「2つのグループに分けて、順番に行ってもらおう」、「いや、やりたくない子には無理をさせない方がいいんじゃない」などさまざまな意見が出ましたので、トライアルをしている最中です。一回でうまくいくことはなかなかなく、失敗することも多いのですが、試行錯誤しながら「次はこうしよう」と相談しあうことで、チームワークが深まりクラスが良い方向に向かっていくと思います。

他にも、低月齢の子を担当している間は、遊びの予定を立てるにしても高月齢の子の様子を見ている先生に状況を確認し、できるだけみんなの発達にあわせるようにしていますし、逆に高月齢担当の先生がたてたプランが低月齢の子には難しいかな?と感じる内容だった場合はすぐにアドバイスするようにしています。人数が多いぶん、クラス全体の情報共有は欠かせません。その上で、明日はこうしたいね、という話をよくしています。

ーひとりひとりと密に関われないのでは?という懸念を持っている保育士さんもいるようですが、そのあたりはいかがですか?
確かにそこについては申し訳ないな、という気持ちはあります。法律で定められた配置基準の関係から、0歳クラスの時は子ども3人に対し保育士が1人配置されていたのが、1歳クラスになると子ども5人に対し保育士1人が見るようになります。子ども達も1歳クラスにあがると、甘えられる保育士が減ったのを察して、私たちにサインを送ってくれるんですね。注意を引くためにいたずらするですとか。でもその子だけつきっきりで見るのは配置上難しいですよね。
ですからクラスを2つに分けて、落ち着いた時間などを利用し、気になる子とゆっくりと関わるなど、時間の取り方を工夫して1日のうちひとりでも直接関わる機会を持つようにしています。
1歳児くらいですと、かみつきも増えてきますが、月齢の高い子だと大人の話すことも理解できますので、「こうしたら痛いよ、お友達も嫌な気持ちになるよ」とくり返しくり返し伝えるようにしています。特にかみつき傾向の強い子に対しては、たくさん触れ合う時間をつくり対応しています。そのかいもあって今ではだいぶ落ち着いてきました。

多くの人との関わりの中で、保育士も子どもも成長できるのが大規模園の魅力

ー実際に大規模園で働いて感じる「魅力」を教えてください。
保育士の目線でいうと、「色々な方の意見に触れ、成長できる」点だと思います。自分の意見も持ちつつ、他の人の考えも認め、吸収することが成長につながると思います。新卒保育士は、最初は会議でも発言することが少なかったのですが、ベテランの先生のサポートもあり少しずつ自分の意見を言えるようになってきました。私自身も、他のクラスの先生が私のクラスを見ていて「今日はこうだったね」と第三者の目線で教えてくれるので、多くの気付きを得て1日の反省をすることができます。以前働いていた園では人数が少ないということもあり、自分で探り探り進めていくしかなかったのですが、今は意見を言いあえるたくさんの先生がいますので、とても良い環境だと思います。
あとは、大規模園は保育士の数が多いので、希望した日程でお休みをとりやすいですね。私は実家が遠いので連休を取ることがあるのですが、他のクラスの先生などがサポートで入ってくれるので安心して帰省することができます。

子どもの目線だと、社会性が育つというのが大きいです。月齢の小さい子は大きい子のすることを興味深く見ていて「自分もやりたい」という気持ちが芽生えてきますし、大きい子は小さい子が泣いていると「大丈夫?」って頭をなでてくれたりします。そうやって子ども達が成長していくのを間近でみられることはとても嬉しく、やりがいを感じます。

ー大規模園で働くにあたり、必要と思われるスキルは何ですか?
先程からお話ししていますが、大規模園では「チームワーク」が重要となります。ですから自分の意見を押し通してしまう、自己主張の強い方はNGです。自分の意見を言うことももちろん大事ですが、加えて「聞く耳を持つ」ことが求められます。他に必要となる能力は経験を積むうち、徐々に身についていくと思いますので、もし大規模園に興味がある方がいらっしゃれば「自分にできるだろうか」などと気にせず挑戦してみて欲しいですね。

ー今後の目標を教えてください
担当した子どもを卒園させた経験がまだ無いので、最後まで見送りたいなというのがひとつ。 そして、子ども達が社会に出るまでに必要最低限のこと、例えば「ありがとう」や「ごめんなさい」という気持ち、そういったものを育むことを助けていきたいです。うまく時間をつくることで、ひとりひとりと向き合い、一緒に成長していきたいですね。

ーありがとうございました!


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取材協力

株式会社グローバルキッズ(採用サイト)

「子どもたちの未来のために」という企業理念のもと、認可園・認証園などを首都圏で98箇所運営(2016年6月現在)

グローバルキッズでは、子ども達に夢を持たせ、感謝の心を養い、学ぶ姿勢といった社会における「生きる力」をはぐくむことを大事にしています。
学び続ける方、人として成長しようとする方、ぜひ一緒に働きませんか?
※施設数等の情報は、2016年6月現在のものとなります。

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