ひそかに流行っている「忍者保育」!子どもが夢中になる秘密とは?

子どもたちが大好きな忍者ごっこ。それを発展させて、忍者修行を保育に取り入れている園が全国にあります。保育に意外となじむ忍者の世界。保育に忍者を取り入れるメリットなどを紹介します。

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どうして保育園で忍者なの?

忍者修業は保育にとってメリットがある!

私の知っている園では、保育に「忍者修行」を取り入れています。最初は不思議に思ったのですが、子どもたちは、真剣に、また楽しそうに忍者修行に取り組んでいました。いつの時代も「忍者」という言葉は、子どもたちの心に響くようです。
その園では、忍者らしいストーリーで子どもたちの気持ちを上手に乗せて、体力づくりや剣術の稽古などに生かしていました。 他にも忍者を取り入れている園が全国にあり、それぞれ特色があります。

『忍者修業』が保育に与えるメリットを紹介!

・体力づくりに楽しく参加できる。
・忍者を手本に、お友達との関わりや生活のルールを学ぶことができる。
・忍者修行というストーリーを楽しみながら、子ども自身が遊びを広げていける。

お気づきの通り、これは別に忍者でなくても構わない内容です。しかし、私の経験では廊下で子どもたちを静かにさせたい時など「みんな!忍者の忍び足で行くよ!」と伝えることがよくありました。すると、子どもたちはすっと静かになり、忍者のように音を立てずに歩きだすのです。
そのように、忍者は子どもたちのお手本になり、心を掴む不思議な魅力あるキャラクターのようです。

忍者を保育に取り入れる際のポイントを紹介!

全国には、様々に工夫しながら忍者を保育に取り入れている園があります。一般的には「忍者」というテーマを扱う際、保育士の遊び心が重要なカギとなるようです。保育士自身が楽しんで忍者や忍者修行を保育に取り入れることが重要です。
保育士のわくわくした気持ちは子どもたちにも必ず伝わり、子どもたちも積極的に楽しんでいくことができます。
以下で、具体的な取り組みについて事例で紹介します。

「忍者さん、行ってきます!生活のあちこちに忍者がいる保育園」(長野県)

長野県は「信州やまほいく」(信州型自然保育)という認証制度があり、山や森を保育のフィールドにしている園が多数あります。長野県のある園では、保育園のそばにある山を遊び場にしています。更に「山には忍者さんがいる」という設定で、日々、忍者遊びを楽しんでいます。
子どもたちは忍者の存在を信じていて、保育士は生活のあちこちに忍者をちりばめているのです。

取り組み例:

・年齢ごとに、クラスの子たちを「黄忍さん」「青忍さん」「赤忍さん」「豆忍さん」と呼んでいる。
・園歌は「にんじゃのうた」にしていて、行事の際にはいつも歌う。
・園児は忍者修行の巻物をそれぞれ持っていて、卒園時に忍者修了証も手渡される。
・手洗いは「忍者手洗いの術」にして、楽しく手洗いをしている。
・玄関には忍者のぬいぐるみがあり、園外に出る時は「忍者さん、行ってきます」。帰った時は必ず「忍者さんただいま」と声をかけるようにしている。
・遊び場の山では、毎年保護者と「親子修行」も実施。

いかがでしょうか。「忍者」というコンセプトで徹底していますね。忍者に対する取り組みは、子どもたちはもちろん保護者にも好評のようです。さらにこちらの園では伝統になっているようで、近隣の保護者にも知れ渡っています。

「忍者修行で体力測定!」(東京都)

体力測定の日を「忍者の日」としている保育園があります。忍者修行で楽しく全身を動かしてもらおうというのが趣旨です。運動メニューはすべて忍術の名前になっています。
例えば、鉄棒にぶら下がる「こうもりの術」、跳び箱で開脚飛びをする「とのさまがえるの術」、ボールを手でついて集中力とバランス力を鍛える「ヨーヨーの術」などです。どれもユニークで子どもたちが喜びそうな名前ですね。

子どもたちは、設定された目標回数をクリアするとシールがもらえる仕組みです。皆楽しみながら積極的に体力測定に参加しているそうです。

「一年を通して、忍者をテーマに保育を実践」(東京都)

東京のある園では、総合保育のテーマとして忍者を取り上げています。3歳児は一年間、忍者をテーマにした様々な活動を実施しました。こちらの園の「総合保育」とは、保育士が設定したストーリー性のある「ごっこ遊び」に一年間を通じて取り組み、その遊びの中から数や言語、基礎技能、絵画、造形、感性などを身につけていくことをいいます。

具体的な活動例:

保育士が扮する「くのいち忍者」とともに、子どもたち自身も忍者になりきって遊びます。忍者の呪文で言葉遊びをしたり「変身の術」でまねっこ遊びをしたり、3歳児に必要な技能や友達とのかかわり、想像力などを身につけていきます。最終的には、さらわれたお姫様を一緒になって救い出すストーリー仕立てになっています。
保護者には、忍者活動のための「きんちゃくベルト」や頭にかぶる頭巾を作ってもらい、一年間それを身につけます。保護者にもかかわりを持ってもらうという趣旨です。

一年間継続して活動を続けていく中で、子どもたちからもいろいろなアイディアが飛び出し、保育士自身も楽しんで刺激を受けたそうです。

まとめ

ご紹介したように、忍者を保育に取り入れるといっても本格的なものではありません。保育の活動に忍者を絡めたストーリーをのせることで、子どもたち、さらには職員も楽しく参加できているようです。
いつもの行事や活動に変化を付けたいと思う時など、参考にしてみてください。

ライタープロフィール

玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。

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