よくある保育士の悩み・解決法を紹介!【保護者、園児対応】

保育士特有の悩みについて【保護者、園児対応】での具体例を紹介しながら、その解決策についても紹介します。

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【保護者、園児対応】でよくある悩みを事例で紹介!

「クレームの多い保護者に悩んでいます。」

30代女性・保育士経験6年目の方

「要求の多い保護者の対応で、日々困っています。いわゆるモンスターペアレントです。

2歳児の母親ですが、日焼けしたくないから日影で遊ばせてほしい、クレヨンで手や服を汚さないでほしい、劇はうちの子を主役にしてほしいなど、日々何らかの要求をしてきます。私以外のパート職員は関わりたくないのか、すべて私に押し付けてきます。子どももクラスで一番手のかかる子どもです。
どう対応したらいいでしょうか」

対処法

保護者対応は多くの保育士が頭を悩ますテーマです。あるデータでは、保育士が負担に感じることの3位に「保護者対応」があげられています。保護者対応は保育士の主な業務の一つですが、中には理不尽なクレームがあることも事実です。

この相談の保護者の場合は、自分の子どもへの思いが強く、それがクレームに繋がっていると考えられます。保護者は、保育士がきちんと我が子を見ているのか不安になり、要求が細かくなっている可能性があります。 なので、お迎えなどで保護者と顔を合わせた時には、子どもの様子をできるだけ丁寧に伝えることがまずは重要です。保護者の不安を取り除き、信頼関係を築くようにするのです。

そして、クレームがきた時には、言い返したくなっても、まずはぐっと抑えましょう。 「不安な気持ちになりますよね。申し訳ありません」など保護者の立場に立って話をしてみる姿勢が基本です。 そして、保護者が話をしている最中には口を挟まず、反論することもせずに、「話をとにかく聞く」という傾聴の姿勢が、保護者との信頼関係につながります。 保護者が「自分の気持ちを理解してくれた」と感じることで、次に、保育士の行動を好意的に受け止めるようになり、徐々にクレームが減っていくと思われます。

ポイント

要求の多い保護者の対応に重要なのは、まずその気持ちをよくきき、受けとめることです。カッとなって言い返したり、理屈で封じこめようとすることは解決につながらないことがほとんどです。ただし、保護者に対してできるだけの対応をしたにも関わらず、クレームの内容に変化がないようでしたら、主任や園長などからお話をしてもらう必要も出てきます。 そのためにも、日頃から上司に、保護者や子どもの情報を伝えて共有しておく必要があります。

おすすめの相談相手:主任、園長などの上司

「子どもたちが話を聞いてくれず困っています。」

20代女性・保育士経験3年目の方

「年長クラスの担任です。子どもたちが全くまとまらずに、私の話を聞こうとしません。話している途中で、走り回ったり机に乗って歩き回ったりする子がいたりします。私が注意していると、ふざけて笑わせてくる子どももいます。
どうしたらいいでしょうか?」

対処法

この相談では、年長クラスの子どもたちが対象となっています。就学を控えていても「話を聞く」という姿勢が子どもたちに定着していない可能性があります。このままの状態で就学を迎えると、困るのは子どもたち自身ですね。

この場合では、相談者が一人で対応せずに手の空いた他の職員に補助として入ってもらう方法が考えられます。ふざけたり気を引くような子どもの対応を補助の職員にしてもらえないか、まずは主任や園長に相談してみてはいかがでしょうか。

ポイント

重要なポイントは、子どもたちへの指示は相談者が出して補助の職員はしないということです。「担任の先生の話を聞く」ということを、子どもたちに浸透させるためです。
クラスがまとまってきたら補助の職員には徐々にクラスから離れてもらい、最後には相談者一人でも話が聞けるようにと、子どもたちを方向づけていきます。

以上が短期的な対処法ですが、長期的には別のアプローチが考えられます。その一つの参考例として、ある園の紹介をします。

ある園では、クラスに壁や仕切りが一切ありません。壁が無いので、いろいろな声が混ざります。そうした環境でも、先生が話し出すと子どもたちは皆話を聞こうとしてぐっと集中するそうです。
先生が大きい声を出しているわけでもなく、注意をしているわけでもありません。 その園では、「先生の話を聞かせる」のではなく、子どもの「聞こうとする姿勢を育てる」ことが重要だと考えています。

そのような子どもの姿勢を日々の保育で育てていくことが、子どもたちの未来を考えると重要になってきます。ただ、そのためには、園全体で取り組み方を考えていかなくてはなりません。主任、園長とも相談しながら、最適な保育環境をつくっていくことが理想です。

おすすめの相談相手:主任、園長などの上司

まとめ

保育士は子どもはもちろん、保護者もケアしていかなくてはならない職業です。子育て支援のスペシャリストとして、同時に多くの業務をこなさなければならない保育士は、悩むことも多いと思います。
今回の悩みは、その典型的なものです。どちらも一人で抱え込むのではなく、上司にも相談しながら園全体で関わっていくようなアプローチが効果的です。自分だけで解決しようとせず、園長や主任、同僚、皆の力を借りることをおすすめします。

ライタープロフィール

玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。

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