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子どもと一緒に楽しめる♪パネルシアターをはじめよう!

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2016/03/08 保育士お役立ち情報

パネルシアターとは、特殊な布をはったパネルの上に、不織布(Pペーパー)に描いた絵人形を貼りつけたり動かしたりしながら行う人形劇のこと。保育士と子どもそれぞれに大きなメリットがあり高い支持を集める一方で、“習得する機会がない”・“作成が面倒”などの理由から、パネルシアター未経験の保育士さんも多いのが現状のようです。
そこで今回は、普段の保育の中で積極的にパネルシアターを取り入れている保育士の菅原さんに、その魅力や楽しみ方のコツを教えていただきました。この機会にパネルシアターをはじめてみませんか?

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パネルシアターの魅力とは?

子どもが集中できる

子どもは目からの刺激に集中するので、実際に人形を動かすパネルシアターは楽しんで見ることができます。絵本だと飽きてしまって「それもう見た―」なんて言われてしまうこともありますが、動きが入ると反応が違います。キャベツの中から青虫がでてきたりとか、それだけでも喜んでいますね。何回繰り返してもウケてくれます。
以前保育実習に来た生徒さんが絵本の読み聞かせをしたとき、子ども達が集中できず困ってしまったことがあったのですが、そんな時もパネルシアターを利用していれば反応は違ったかなと思います。

子どもが参加できる

パネルシアターでは、子ども達に問いかけをして受け答えをもらったり、実際に前に出てきてシートを貼ってもらう機会があります。そうやって「自分が参加できる」というところも子ども達は楽しいみたいです。年長さんくらいになると、私がやっている「呼びかけ」をかわりにやってもらうこともあります。発達にあわせて、色々な遊び方ができるんですね。
余談ですが、シートを貼ったりはがしたりするのは「手先を使う」というメリットもあります。今の子はボタンも自分で留められないなど、手先が不器用な子が多いんですよ。小さな動作ではありますが、楽しみながら自分の指を使うという経験ができるのは大きな意味があると思いますね。

隙間時間を有効活用できる

給食前などにちょっとした空き時間が発生してしまった場合でも、パネルシアターがあれば子どもをひきつけて楽しませることができます。「時間がないけど、集中してもらいたい」そんな時にすごく重宝します。
特に、経験が浅く子どもと上手く関われないと悩んでいる保育士さんには、短時間で子どもの心がつかめるのでおすすめですね。

無理なくパネルシアターを保育に取り入れるには?

“ありもの”を利用しよう!

良く「手作りが大事」なんて言われますけど、はじめからそんな構えていると負担になっちゃいますから。どんどん市販品を利用してください。CDを入れれば自動的に印刷してくれてあとは切るだけでOK、なんて画期的な商品もでています。
慣れて余裕が出てきて「もっと色々つくりたい」と思うようになったら、自作をはじめればいいんじゃないでしょうか。

小さいパネルを使えば設置の手間無し!

大きな台は、大人数の前でスケールの大きい物語を展開できる魅力がありますが、設置が面倒なのが難点ですよね(笑)。そこに抵抗を感じる保育士さんは、ミニパネルと呼ばれる小さい台を使ってみて、パネルシアターの楽しさを感じてもらうと良いと思います。ミニパネルなら机の上でも使えますし、子どもとの距離が近くなるというメリットもありますよ。段ボールなどの厚紙にシアター用の布を貼れば簡単に自作できますし、もちろんネットなどで既製品を買うこともできます。

うまくのらないときは「また今度」

いくら子ども達が「パネルシアター好き」といっても、日によっては反応が薄いこともあります。そんな時は「はいここまでー」っていって途中できりあげてしまえばいいんです。無理せずまた次の機会に仕切り直すようにしてください。子どもなので集中できない時はどうしてもありますから、気にする必要はないですよ。

パネルシアター成功のために気をつけるべきこととは?

色ははっきり・枠はくっきり

子どもは視覚的にはっきりしたものを好むので、自分で人形をつくるときは「はっきりした色」を使い、仕上げに黒い縁取りをしましょう。パネルシアターは背景が白なので、白はなるべく使わない方が無難なのですが、お話上どうしても使わざるを得ない場合は、ふちを水色やピンクなどでぼかすなどの工夫が必要です。
またいくら縁取るからといってはじめから太いペンを使うと線がぶれやすく失敗のもととなるので、はじめは細ペンをつかい最後に太ペンでなぞるようにするとキレイにできます。

話の内容をきちんと理解して、照れずに演技しよう!

慣れないうちは、カンペをみながら読むことに集中しがちですが、そうすると子どもはしらけてしまいます。パネルシアターは役になりきることがとても重要。とにかくストーリーを叩き込んで、自分のものにして、堂々と演技してください。ぐいぐい前に出てしまっていいんですよ(笑)。どうしても恥ずかしく感じる方は、劇中歌などが収録されたCDがついている市販のキットを利用して、徐々に慣れていくと良いのではないでしょうか。経験を積んでいけば、子どもの様子を観察しながら受け答えできる余裕も出てくると思います。
最終的には、自分も楽しんで演じられるのが理想ですね。先生が楽しければ子ども達も楽しいはずですから。

はじめての作品は、実施前に同僚に披露しよう

パネルシアターは用意するものが多く、出す順番も大事になるので、いきなり子どもの前で披露するとうまくできない可能性があります。最初は同僚を相手に練習し、本番焦ることがないよう準備しておくと安心だと思います。

菅原 幸代先生

保育士歴15年。パネルシアターやペープサード、エプロンシアターなどで子ども達と遊ぶことが得意。
休日はつい新たな作品づくりに没頭してしまうことも。



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