ブランクある保育士の復職を求める声が高まっている!?復職のメリット・注意点を紹介します。

保育士需要が増加する中、保育士資格を持っていてブランクのある保育士の職場復帰を望む声が高まっています。しかしながら、復職しない人たちが数多くいるようです。保育士が復職する際のメリットや注意点などについて紹介していきます。

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ブランクある保育士の復職を求める声が高まっている!?

待機児童の増加に伴う保育士不足が問題!

待機児童の増加に伴い、保育士の需要は全国的に高まっています。国を挙げての保育の受け皿づくりが進んでいますが、保育士はまだまだ足りていない現状となっています。

例えば保育士の有効求人倍率(全国)を見ると、2020年4月時点で2.45倍となっていて1人の保育士に対して2件以上の求人があることになります。全職種平均は1.32倍となっているので、非常に高い数値です。全国的に保育士は求められている職業だといえます。

「潜在保育士」が注目されている!

そうした中、潜在保育士という言葉が注目を集めています。それは保育士が資格を持ちながら復職・就職しない保育士を言います。中には退職してブランクのある保育士もいるようです。
そうした人たちは基礎知識が備わっていることから、保育士不足の今、即戦力として歓迎されるはずなのに復職していません。実は、復帰しないのには理由があり、皆同じような不安を抱えているようです。

保育士が職場復帰で不安に感じていることは?

子育てや家庭との両立で不安!

結婚や出産などプライベートの環境の変化によって退職した方が多いので、不安に感じる上位項目になるようです。ただし、この点については保育士だけでなくある調査によると、働く女性の8割以上が同様に「仕事と育児の両立が不安」と答えています。

労働条件、賃金、待遇での不安!

保育士の労働環境、賃金には課題があることが多く、不安を抱えていることが多いようです。ただし、保育士の処遇は国を挙げての改善が進んでおり、退職時と現状で変わっている可能性もあります。

健康、体力、気力に対する不安!

保育士の仕事は体力勝負と考える人も多いように、体力面に自信がないとできない部分があります。保育士の仕事を離れた後あまり活動的でなかった場合、復帰後は体力的にきついケースがあるかもしれません。

仕事の負担、責任の大きさに対する不安!

たとえブランクがあっても保育の現場に出れば、その日から子どもたちの命を預かることになります。それを負担に感じる人も多いようです。

職場環境、人間関係に対する不安!

特に保育園は女性が多い職場のため、人間関係が複雑な場合もあります。ブランクのある保育士が職場復帰すると、周りが自分より年下であることもよくあります。それをストレスに感じる場合があるかもしれません。

保育士として復職する3つのメリット

1.処遇改善が期待できる!

2015年に「子ども・子育て支援新制度」がスタートし、保育士の処遇改善が徐々に図られていきました。
例えば平均年収ですが、2015年に3,233,400円だったものが、2019年には3,634,600円にまで増えています。また、国の主導で副主任保育士や専門リーダーなどの役割が設置されて、技能・経験に応じた手当を支給する仕組みも整えられました。

今後も保育士の処遇の改善は進んでいくと予想されます。また、働き方改革の考え方が保育現場にも浸透してきています。

例えば、残業時間の上限が定められたり有給休暇取得が義務化されたりするなど、労働環境が以前より改善されてきています。

2.即戦力として働ける!

保育現場では育成に労力がかからない等の理由で、即戦力が歓迎される傾向があります。経験者として職場復帰後は、慣れてきたら一人で業務をこなせるようになるはずです。

3.以前よりも柔軟な働き方が可能!

働き方改革の影響もあり、保育現場では柔軟な働き方を選べるようになってきています。正社員だけでなく、契約社員やパート社員、派遣社員など、それぞれの状況に合わせた働き方ができるようになっています。
不安であれば、まずは保育補助のパートとして復帰する働き方なども考えられます。

スムーズに復職!おさえておきたいポイント3つを紹介。

職場への復帰は誰しも不安なものです。精神的な不安は、復職に向けて動き出すことで解消されていくこともあります。自治体のサポートなども活用して、スムーズに復職できるよう準備することをおすすめします。

以下に、復職するにあたっておさえておきたいポイントを紹介します。

復職支援研修を活用する!

国や自治体は、ブランクがある保育士の復帰促進のために、さまざまな支援を行っています。その一環で、復職支援の研修を実施している自治体が多くあります。 主な内容は以下のようなものです。

・最新の保育事情
・子どもとの関わり方
・体操・音楽

復職後すぐに役立つ情報を幅広く網羅しているようですので、ブランクのある保育士にとって魅力的な内容となっています。また、研修には復職を考える人たちが集いますので、その影響でモチベーションが上がることも期待されます。
研修修了時には証明書が発行されるため、復職時の面接でもアピールポイントとなります。

自治体の制度を活用する!

自治体の中には、保育士就職準備金貸付事業として就職準備にかかる資金援助をしています。貸付という名称ですが、2年以上保育士として勤務することで「返還免除」となります。
また、優先的に保育士の子どもを保育園に入園できる制度を実施しているところもあるようです。

お住いの自治体の情報をネットなどで調べて、活用できるものは活用していきましょう。

保育に関する最新情報を確認する!

保育の世界も近年は移り変わりが早いため、最新情報を確認しておきましょう。そうすることで復帰への不安が解消される効果もあります。

方法としてはネットで情報を収集したり、最新の「保育所保育指針」を確認するなどがおすすめです。

まとめ

野村総合研究所の平成30年の調査によると、保育士の資格保有者のうち約7割が保育士ではないようです。一方で、そのうちの6割の方が今後保育士として働いてみたいと答えたようです。

その理由としては「子どもと接することが好きだから」と回答した人がほとんどでした。
そのように、様々な不安がありながらも、子どもの発達に寄り添う保育士の仕事は魅力的なものです。

今の保育現場は処遇改善も進み、以前より働きやすい環境にもなっています。復職を検討している方は、保育士を前向きに検討してみてください。

ライタープロフィール

玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。

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