四股踏んで身体づくり!心身を鍛える相撲を保育に取り入れてみよう!

最近、相撲を保育に取り入れている園が増えています。古来から伝わる相撲は、実は子どもの身体づくりや心の成長に役立つスポーツです。相撲のメリット、相撲を保育に取り入れるコツについて紹介します。

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相撲は身体づくりに最適!メリットがたくさん!?

私の勤務していた園では、新しい主任が保育に相撲を取り入れたのがきっかけで大ブームになった時期がありました。
まず最初に相撲に飛びついたのは、年長の子たちでした。毎日、四股を踏んで練習に励んでいました。さらに年上の子を真似て、幼い子たちもまわしをつけたがるようになっていきました。

保育士の間でも相撲熱は高まりを見せ、最終的には園全体で相撲大会を開催し非常に盛り上がる結果となりました。
相撲を保育に取り入れることには、そのほかにもたくさんのメリットがあります。

相撲を保育に取り入れるメリットを紹介!

相撲を保育に取り入れるメリットとして、以下のようなものがあげられます。

メリット例

・全身を使うスポーツとしては、水泳などよりも手軽に始められる。

・踏ん張ったり、バランスを取ったりと、知らず知らずに様々な身体の使い方を覚える。

・片足を上げ、もう一方の足にすべての体重を乗せる四股は、バランス力を鍛え、体幹を強くする効果がある。

・受け身を取れるようになり、上手な転び方が身につく。

・強ければよい、勝てばよいということでなく、「心・技・体」という言葉の通り、心の発達を促し、礼儀作法を身につける効果がある。

・保育士やお友達との相撲は、幼少期に必要なスキンシップの機会であり、信頼関係の構築にもつながっていく。

近年、スポーツの世界でも相撲の伝統的な稽古が合理的なトレーニング方法として注目されています。四股、蹲踞(そんきょ)、股割りなど相撲独特の動きが、柔軟性を身につけたり、体幹を鍛えるのにとても適しているようなのです。

相撲が園児に与える影響は?

「勝って驕らず 負けて腐らず」 相撲で味わう勝負の醍醐味!

相撲が子どもに与える影響は色々ありますが、私が心打たれたのは、勝負をすることで見えてくる子どもの力強さでした。相撲を取り入れているある園では、子どもたちに「勝って驕らず 負けて腐らず」という言葉を教えているそうです。
勝負に勝った子は嬉しさを噛み締め、誇らしそうにしています。負けた子はこみあげてくる悔しさをぐっとこらえたり、中には大泣きしてしまう子もいます。「勝って驕らず 負けて腐らず」という言葉が示す通り、勝負に勝った子もいい気になるのではなく、横綱のように品格と思いやりを持たなくてはいけません。そして、負けた子は悔しさをばねに伸びていこうと頑張ります。

実際、勝負に負けて大泣きしながら先生に抱きついていた子が、次の瞬間には身じろぎもせずに他の子たちの試合をじっと見つめていたりもします。それは、真剣に勝負をすることで見えてくる世界です。普段の保育では、相撲のように勝敗が決したり、子どもに優劣をつけたりはあまりしませんね。それゆえに、相撲は実は貴重な機会なのです。

今後、子どもたちが生きていく中で勝敗がはっきりとあらわれたり、劣等感を感じたりする機会があるはずです。その時に、どのようにそれを乗り越えていくのか。負けた悔しさをかみしめる経験も心の糧になり、生きる力を養っていくことにつながっていくのだと思います。
ある園の保育士は、子どもの「勝った経験」でなく、「負けた経験」こそ一緒になって受けとめるようにしているのだそうです。勝負に勝った子も負けた子も、一人ひとりがドラマを持っている。そこに目を向けることが必要だと考えているのです。

相撲を保育に取り入れる際、工夫したいポイント!

相撲を活かした保育のアイディアを紹介します。少し工夫することで、子どもたちの相撲がさらに盛り上がります。

相撲大会を開催する!

相撲を取り入れている園では、相撲大会を行っているところがほとんどです。行う頻度は、年に一回、1月に行う、年に二回、春場所、夏場所を行うなど色々です。恒例行事にすることで「次の大会では絶対がんばろう」など目標を立てやすいのでおすすめです。
また、試合の形式については『トーナメントの個人戦にする、チーム対抗にする』など、クラスの状況を考えながら内容を組み立てていきましょう。

四股名を考えて、お習字で書いてみる!

それぞれが四股名を考えると、相撲をすることの楽しみが増えていきます。自分の名前をもじったり、好きなキャラクターの名前を付けたりと、思い思いの四股名をつけましょう。お習字の時間があれば、筆で自分の四股名を書いて、それをずらりと貼って並べるのもよいですね。教室がにぎやかな相撲会場のようになります。

朝礼時に四股を踏む!

ある保育園では、毎朝の朝礼で体操とともに四股踏みを全員で行っています。四股踏みを毎日することで、平衡感覚や柔軟性を養い、筋力強化につなげているそうです。

まとめ

心身を鍛える相撲は、保育との相性がとてもいいようです。子どもたちが真剣に取り組む姿は成長を感じさせ、それが保育士の心を打つことも多いようです。保育士も楽しく参加しながら、相撲を保育に取り入れてみることをおすすめします。

ライタープロフィール

玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。

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