【保育士 採用面接】でおさえておくべきこと・注意点は?

採用面接はしっかりと準備しておくことで不安を解消できます。面接前にしておきたいこと、当日のマナーなどを詳しく紹介します。

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保育士採用面接に向けた準備(チェックポイント)は?

保育士採用面接当日に慌てないよう、あらかじめポイントを確認しておきましょう。

面接先の保育園について下調べ

面接当日までに必ず保育園の情報を調べておきましょう。採用する側には、応募者が面接前にきちんと準備しているかどうかは伝わるものです。
・ホームページを読みこみ、SNSがあれば、投稿を一通りチェックします。
・園の保育方針、イベントなどは必ず確認しておき、面接での受け答えで使えるようにしておきます。

面接時の服装について

採用面接には、知っておきたいマナーが存在します。項目ごとに紹介します。

服装のマナー

・スーツ着用が基本。
・女性の場合、スカートタイプ、パンツタイプどちらでもOK。スカートの場合、ストッキング着用は必須。
・男性の場合、インナーのワイシャツはシンプルな白が無難。
・女性の足元はローヒールのパンプスなどが一般的。

髪型のマナー

・清潔感のあるスタイルが基本。
・女性の場合、すっきりと一つにまとめておくなどしましょう。
・男性の場合、短髪が基本。前髪は長すぎず、目にかからないようにしましょう。

入室・退出時のマナー

・名前を呼ばれたら、ドアをノックして、返事を受けてから「失礼します」と声をかけて入室します。
・ドアを閉める際には後ろ手で閉めずに、ドアの方を向いて静かに締めます。
・退出の際には、面接官に向かって「失礼いたします」と一礼してから退出します。

携帯電話のマナー

携帯電話の電源は必ずオフにします。控室で慌てないようにあらかじめ切っておきましょう。

よく聞かれる質問と回答例

面接でよく聞かれる質問については、あらかじめ答えを用意しておくのが基本です。さらに、事前に練習しておくと、当日落ち着いて受け答えができるようになります。

1.「志望動機は?」

志望動機は、採用する側にとっては応募者を見極めるのに重要な質問です。
「多くある園からなぜこの園を選んだのか」自信をもって答えられるようにしましょう。
そのためには、保育園のホームページを読みこむなど企業研究の姿勢が必要です。
ポイントとしては、自分が理想とする保育と園の方針が重なっている部分を探し、その点について述べることです。

回答例

「私は、御法人の園(株式会社が運営する園は「御社の園」)の『一人ひとりの自主性を尊重する』という保育理念にとても共感しております。私は自身の保育経験の中で、子どもを大人の都合で枠にはめていくのではなく、それぞれの個性に寄り添った保育をしていきたいと考えるようになりました。
子どもの自主性を大切にしている御法人の園で働き、子どもに寄り添う保育をしていきたいです」

2.「どうして保育士になったのですか?」

採用する側は、応募者が保育士として適しているかどうかを質問から知ろうとしています。
何がきっかけで子どもが好きになり、子どもと関わる保育士という仕事をしようと思ったのか、自分なりの経験を交えて自分が保育士に適しているということをアピールしましょう。

回答例

「私には弟がいることもあり、子どもの頃から年下の子どもたちと遊んだり、お世話をしたりするのが好きでした。また、自分の通っていた保育園の先生の優しさをずっと覚えていて、いつかあのような先生になりたいと思っており、保育士の道を志しました」

3.「退職した理由は?」

採用する側は、退職理由から応募者の仕事の姿勢について知ろうとしています。
退職理由は応募理由にもつながりますので、前向きな話になるようにしましょう。
複数の退職歴がある場合、それぞれの退職理由をきちんと伝えられるようにします。

回答例

「以前の園は大規模園でした。行事も多く、子どもたちの育ちにじっくりと関わっていく余裕がありませんでした。
御法人の園(株式会社が運営する園は「御社の園」)のような小規模園で、一人ひとりと深く関わるような保育を実践したいと考え、退職いたしました」

4.「今後やってみたいことは?」

応募者が採用されたらどのように活躍してくれるのか、採用側は知ろうとしています。
これから保育士としてどのように成長していきたいのか、具体例をあげて意欲をアピールするとよいでしょう。

回答例

「保育士として専門性を高めて、得意分野を伸ばしていきたいです。
前職では、年長児の担任をしてきましたが、小学校に繋げる懸け橋となるような保育を模索していました。御法人の園(株式会社が運営する園は「御社の園」)で働く中で新たな知識を身に着け、更に専門性を高めていけたらと考えています」

面接時のアピール方法のポイントを紹介!

面接は、人と人とが対話する場となるので、話す内容だけではなく、話す姿勢を含めた全体の印象が重要になります。
採用する側の印象が良くなるようなポイントについて紹介します。

@面接は笑顔で

子ども、保護者と接する際に笑顔で接することができるか、採用する側は気にしています。対話の中で、応募者に笑顔があることで、採用側も安心することができます。
採用面接は緊張することも多いですが、笑顔を心がけましょう。

A面接官の顔を見てハキハキと話そう

採用する側に良い印象を与えるためには、小さな声、うつむきがちな姿勢はNGです。
面接官の顔を見てハキハキと話せるように、緊張する方は、事前に練習するといいでしょう。

B相手の話をしっかり聞こう

面接は自分の話をただするだけではありません。
面接官の目を見て、きちんと聞いている姿勢を示すために、頷きながら話を聞きましょう。

C自分の保育観をアピールしよう

保育園では、園の保育方針、保育観に合った人材を探しています。
そのため、自身の保育観を事前に自己分析して、明らかにしておきましょう。更に、園の保育観に沿うような部分を面接でアピールしていきます。

まとめ

採用面接は、自身のこれまでの保育を振り返るいい機会となります。
「なぜ保育士を目指したのか?」「今後どのような保育をしていきたいのか?」など、自分を見つめ直して、しっかりと話せるようにしていきましょう。
また、面接時のマナーは大切な要素になるので、知ったかぶりはせずに、きちんと確認しておくことをおすすめします。

ライタープロフィール

玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。

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