保育士が望む職場の改善点 第3位は「事務作業の軽減」

パソコンによる書類業務の効率化が進むと、保育士にも基本的なパソコンスキルが求められるようになります。
しかし、保育士によっては、「私の世代は、パソコンでお便りを作成していないので、保育計画etc書類、データ管理ができるよう、パソコンを修得したい(40〜44歳)」といった要望も出てきます。
このような要望に対する取り組みも各保育所で行われています。

システム化にともない、入力指導は最初にしっかりと(東京都の保育園)
入力方法の研修を2日間をかけて実施。最初にしっかり研修することで、保育に集中でき、現場の効率性があがる。
時間をかけて、職員全員のPCスキルを向上(東京都の保育園) 5年間をかけて、正規職員・非常勤ともにPCスキルUPを実施。保育修了後、退勤までの時間を利用。エクセルの基本的な操作方法(テキスト・画像処理)を指導。

PCに強い保育士が講師となって、園独自の研修会をスキルのレベルに合わせて、起動のさせ方、Excelの使い方、プリントアウトの仕方といった基本〜応用まで実施。

以上のように、職員のパソコンスキル向上のための研修を実施したり、パソコンの得意な職員が基本的なフォームを作成し、基本的な操作で入力できる環境を整備するなど、状況に合わせた様々な方法で書類業務の負担削減に取り組む園があるようです。

書類業務に集中するための雇用管理の取り組みも

システム化などで書類業務の効率化を行っても、やはり一定の時間はかかります。

書類業務は“子どもが寝ている間”、そこで終えられなければ残業または持ち帰りとなるケースが多くなりますが、
「定時の勤務時間内に正規職員が書類業務に集中する時間」を設け、その間の子どもの保育を時短勤務の保育士が担当する」といったシフトの工夫に取り組む保育所もあります。

正規職員と非常勤の職務分業を実施(東京都の保育園) 正規と非常勤の仕事上の役割分けをし、カリキュラムなどの書類、行事リーダーは正規職員が行うようにしている。正規職員が書類記録に集中する時間を十分にとり、その間非常勤が保育に入る。従来の「正規職員の保育士がすべての時間を見るべき」という考え方は、残業を増やし、自分の時間がとれなくなる理不尽を生むだけである。非常勤の潜在保育士も、モチベーションの下がるような雑務ばかりでなく、保育に入って能力を発揮いただけるよう、園側がマネージするべき

「子どものために、保育の質を向上したい」という点では保育士も保育所も同じ方向を向いているはず。こういった業務効率化の工夫や雇用方法の柔軟化で、保育士の働きやすい職場づくりの取り組みが増えることが期待されます。

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