保育士は忙しい?労働時間、残業時間の実態についてご紹介!

保育士の労働時間について、実態や残業時間について紹介します。他園との違いが気になる方や保育士へ就職を検討している方は参考にしてください。

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保育士の一般的な労働時間はどのぐらい?

保育士の労働時間は、正社員であれば基本的には概ね同じです。ただ園によっては残業時間が異なるなど違いが出てきます。
また、正社員以外であれば、パート、派遣など働き方によって労働時間が変わってきます。
ここでは、保育士の労働時間について、ポイントに分けて詳しく見ていきます。

一般的な労働時間は「週40〜50時間未満」

全国保育協議会の最近の調査では、正社員の保育士の実働時間は「週40〜50時間未満」が最も多く、全体の55.3%を占めています。
この場合、8時間勤務で換算すると、若干の残業時間があることがわかります。
ただ、公設公営の保育園では閉所時間も早いことが多く、平均実働時間が「週30〜40時間未満」と短くなる傾向があります。
正社員の保育士は、通常の労働者と同様、フルタイムで働く場合「1日8時間/週休2日」の勤務となります。
ただ土日が休みかというと、土曜保育を行っている園がほとんどのため、平日に休みを入れた月8休となる場合が多いです。

保育士はシフト制が基本

保育園の開園時間は、7時から19時ぐらいまでの12時間であることが多く、その中で、保育士の労働時間は8時間労働を基本としています。
なので、保育士はシフト制で働きます。「早番」「中番」「遅番」のシフト制である園がほとんどです。

「早番」の場合

7時〜16時勤務で、子どもたちの受け入れ準備をします。開園前に出勤して、様々な用意をしながら、子どもたちの到着を待ちます。

「中番」の場合

9時〜18時(8時〜17時)勤務で、ここが保育士の最も多いボリュームゾーンになります。保護者の勤務時間に当たるため、この時間帯に子どもたちが一番多く在園しています。

「遅番」の場合

11時〜子どもが帰るまでの勤務で、最後のお迎えが来て園内に子どもがいなくなるまでが勤務時間となります。
また、最近の傾向として、延長保育、早朝保育も増加の傾向です。
延長保育は通常保育後の18時〜22時であることが多いようです。早朝保育は、7時ぐらいから子どもを受け入れ始めます。


正社員、パート、派遣によって労働時間は違う?

雇用形態などによって様々!

保育士は雇用形態によって、シフトへの入り方が様々で、労働時間が変わります。
フルタイムでシフトに入る、時間給で自分の都合に合わせて働くなど、多様に働けることが保育士の魅力の一つです。

正社員

基本的な労働時間は8時間になります。統計でみると、1〜2時間程度の残業をしていることが多いようです。

パート保育士

フルタイムでシフトに入ることもありますが、1日3時間程度から選べる求人が多くあります。「午前中だけ」「午後〜夕方」など、自分の都合に合わせて、ある程度労働時間を選べるのが一般的です。

派遣保育士

短時間勤務を前提とした求人も多く、シフトもある程度なら自由に決められるのが派遣保育士のメリットです。また、残業もないか、少なめのことがほとんどです。
ただし時間給のため、正社員と異なりボーナスが出ないケースが一般的です。

多様な働き方に合わせて時短勤務も

子育て中の保育士のために、短時間勤務制度を活用している園もあります。
短時間勤務制度では、1日の労働時間が原則として6時間(5時間45分〜6時間)です。
なので、9時出勤の場合は休憩1時間を入れて、16時が退勤時間になります。
ただし、この短時間勤務制度は「3歳に満たない子を養育する労働者であること」が条件なので、該当の方だけが利用できます。

時短勤務の一つとして、「朝夕出勤」という勤務形態を導入している園もあります。朝出勤して、一度帰ってから夕方に再度出勤するというスタイルです。


保育士の残業時間はどのくらい? 休憩時間は?

保育士の残業、休憩時間の実態について紹介します。
昨今の働き方改革の影響で、保育士の労働環境は改善されてきています。それでもまだサービス残業があったり、休憩時間に問題がある場合もあるようです。

平均残業時間は「月4〜5時間」

平均残業時間は「月4〜5時間」となっているようですが、行事前には残業が続くことも。
「平成30年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)によると、保育士の残業時間は月4〜5時間となっています。
全労働者の残業時間は平均42時間なので、それに比べると、保育士は意外に残業していないことになります。
ただ、保育士の残業時間は入園式や運動会などの行事前に増加する傾向があり、その時期は長時間残業が続くなどします。
なので、平均残業時間では測れない部分があるので注意が必要です。
また、最近は減ってきていますが、残業時間としてカウントされないような持ち帰り仕事、サービス残業が存在することもあります。

残業時間は、園によってまちまちです。
「残業少なめ」「残業なし」の職場を探している方は、入職前に実態をきちんと確認されることをおすすめします。
また、正社員ではなく、パート、派遣であれば残業もほとんどありません。無理のない労働環境を求めている場合、雇用形態を変えることも選択の一つです。

休憩時間が満足に取れない園もある

園によっては、休憩時間中に午睡時の見守り、連絡帳記入などの事務作業をすることがあります。ただ、これは労働基準法における休憩時間ではありません。
そうした休憩時間が常態化している園もあるので、その場合、労働時間がその分加算されていくことになります。


まとめ

保育士の労働時間は、他の職種に比べると、特別に長いものではありません。
更に正社員、パート、派遣など多様な働き方ができることも魅力です。
なので、保育士を続けるのであれば、自身の状況に合わせて、残業なしのパートに切り替えたり、子育てがひと段落した後に正社員復帰など、柔軟に働いていくのがおすすめです。


ライタープロフィール

玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。

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