保育士のスキルアップに!今、注目の「乳幼児食指導士養成講座」とは?
- 保育士お役立ち情報
- 2017/08/10
“離乳食後から小学校に入るまでの間に何を食べたかで、その子の食の一生が決まる“ということを知っていますか?
偏りのある食生活や不規則な生活習慣が、さまざまな病気の原因となることはよく知られています。しかし、それらの望ましくない習慣が、実は乳児・幼児期の食生活で形づくられていることは、残念ながらあまり認識されていないようです。
保育園に通う子ども達はまさに食習慣の基礎を作る大切な時期。その子ども達を預かる保育士さんがスキルアップを目指し、「幼児食」について学びはじめています!今回は、幼児食の大切さを学び、正しい知識とスキルを身につけることができる「乳幼児食指導士養成講座」についてご紹介します。

保育士には子ども達の「食」を正しく導く役割があります
食生活の基礎を作る大切な時期
保育園に通園しているのは、乳児期〜幼児期という、まさに人間形成のスタート地点にたったばかりの子ども達。「食事はお腹がいっぱいになればいい」、「栄養バランスのよい給食やお家の方が作ってくれたお弁当だから、それを食べていれば安心」、というわけではありません。どんなリズムで、どんな環境で食事をするのか、それによって身につく食習慣は、子ども達の食生活の基礎であり、ゆくゆくは「その人の生き方そのもの」になるのです。
食事時間の3分の1は保育園
保育園に通う子ども達は、1日3回の食事のうち1回を園で食べます。食生活の基礎を作る食事時間の3分の1が保育園ということは、子どもの「食」を正しく導く役割の3分の1を保育士が担うということになります。子ども達の健やかな身体と豊かな感性を育みながら、食の大切さや楽しみを教えるのと同時に、アレルギーや食後のケアにも心を配りながら子ども達の食事を見守る重要な仕事。そのことを再認識し、正しい知識とスキルを得られるのが「乳幼児食指導士養成講座」です。
講座について詳しくはこちら
乳幼児食指導士養成講座って?
0〜6歳児の食のすべてがわかる
栄養学や生理学の基礎、体や心の成長・発達ステップや段階ごとのあるべきリズム、病気への対応など、幼児食に求められるすべてを幅広く系統立てて学ぶことができます。例えば、食物アレルギーの基本的な知識や食後のケア、実際に離乳食・幼児食をつくる上で必要となる知識などが身につきます。
在宅学習で資格取得可能
こちらの講座は、仕事や日々の生活で忙しい方でもマイペースに学べる「通信講座」。離乳食・幼児食で必要とされるスキルを誰でも身につけられるよう、イラストや図表をふんだんに使った「見やすく・わかりやすく・体系的」に編集されたテキストと、講座独自のステップアップ学習で、受講生一人ひとりへの個別指導体制も万全ということで安心して受講できます。全6回の課題を提出し、受講期間内にすべての課題に合格すると、資格取得の証である認定証つき「修了証」の発行が受けられます(有料)。
会員向け実践セミナー実施
講座の指導にあたっている間宮智子先生から直接指導が受けられるセミナーも実施。テキストにはない栄養学の情報を学んだり、幼児食の試食があったり、受講生同士の交流の場にもなっています。
受講者の声 現役保育士・高橋直子さん
早いもので保育士歴27年となりました。このぐらいのキャリアにもなると保護者様からアドバイスをもとめられることも多くなります。また、職場内で調理師さんや栄養士さんと連携をうまくとらないといけません。このような状況から、食の知識が必要だと痛感していました。そんな悩みを解決するために、受講したのがこの講座です。
おかげで、味付けの目安、野菜や肉の切りかたなど、「大切にしてほしいこと」や「気をつけてほしいこと」をサッと保護者様にアドバイスできるようになりました。また、園のお集まりの時に食育実践ができるようになったなど、学んだことで自分に自信が持てるようになりました。
今回ご紹介した講座は
0〜6歳児の食のすべてがわかる【乳幼児食指導士養成講座】
日本フローラルアート 東京カルチャーセンター
講座について詳しくはこちら
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