厚生労働省が新たに発表、保育士確保プラン

保育士確保プランの新たな取り組み

厚生省が今年発表した「保育士確保プラン」で、保育士を獲得するための新たな取り組み施策とは、どのようなものでしょうか?

保育士試験の年2回実施の推進

年間1回の保育士試験を2回に増やす施策。 都道府県に対しこれを促すため、2回目の試験の合格者には、3年程度当該都道府県内のみで保育士として通用する「地域限定保育士」(仮称)の資格を与えられるよう、制度を整備する予定です。
>>保育士試験が年2回!?地域限定保育士について

保育士に対する処遇改善の実施

公定価格(子ども・子育て支援新制度施行後)において、職員の勤続年数や経験年数に応じた処遇改善を進める。 ※職員の勤続年数や経験年数に応じ、3%を加算予定

保育士養成施設での新卒学生就職支援の促進

就職促進のための取り組みを積極的に行っている保育士養成施設に対し、就職促進のための費用を助成する。 (保育所等の就職内定率が、対前年度保育所等内定率の全国平均値から増加した割合に応じ、就職促進のための費用を助成する)

取り組み例

・リアリティショック(イメージと現実のギャップによるショック)に対応するための特別講座の開講
・現役保育士であるOB・OGとの交流会
・保育所等就職説明会の定期開催など

養成施設への補助額

指定保育士養成施設卒業予定者の、保育所、児童福祉施設への就職内定率が、前年の就職率(全国平均)と比較して2%増加するごとに26万円の補助

受験のための学習費用を支援

保育士試験合格者で、保育士として就職内定した者に対し、保育士試験受験のための学習費用(講座受講費など)の一部を補助する。 ※教育訓練給付など、他の助成との併用は不可。

補助額

受験のための学習に要した費用(受験講座の受講費、テキスト購入費等)の1/2(150千円を上限)

保育士・保育所支援センターの離職保育士に対する再就職支援機能の強化

・離職保育士の「保育士・保育所支援センター」登録を促進して、離職者の再就職希望の状況を随時把握する。
・希望者の再就職に向けたきめ細かな支援を行う。(再就職に向けた研修案内・求人案内などの情報提供など)


福祉系国家資格を有する者に対する保育士試験科目等の一部免除の検討

福祉系国家資格を有する者について、指定保育士養成施設における科目の一部の履修及び保育士試験の試験科目の一部免除について検討する。

「保育士確保対策検討会」の設置

保育士確保施策の更なる強化のため、有識者や関係団体等で構成。
各自治体の好事例の共有と全国展開、連携を促進する

「保育士確保対策検討会」で検討される取り組み項目

○保育従事者のキャリアアップのための仕組みについて
○保育士養成課程及び保育士試験科目の、他の国家資格との一部共通化について
○潜在保育士の掘り起こしのための効果的な方策について


厚生省が数値目標を明らかにしたことで、施策の実施やその見直しも、より具体的かつスピーディに進展することが期待されます。

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