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働くママの強い味方!病児保育【1】〜仕事内容とニーズ〜

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2015/07/07 保育ニュース

子どもの体温が「37.5℃」を超えると、保育園に預けることができないとされています。両親が近くに住んでいないなど頼る人がいない場合、保護者は仕事を休まなければなりません。
そんな時頼みの綱となるのが、病気の子どもを預かってくれる『病児保育』と呼ばれるサービス。

共働きやシングル世帯の増加、核家族化が進む現代でニーズが高まっている病児保育。今月から「37.5℃の涙」というドラマも始まり、注目度も徐々に上がっていきそうです。

今回は、そんな病児保育について「仕事内容」と「社会的意義・ニーズ」をご紹介します。
(⇒病児保育の課題と、解決のためのとりくみはこちら)

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病児保育の仕事内容

病児保育のキホン

病児保育では突発的に体調を崩した子どもを、両親や保育園のかわりに預かります。
基本的にはご飯を食べさせたり、薬を飲ませたり、寝かしつけるといったケアを行います。

加えて、ただ安静に過ごさせるのではなく、1人ひとりの病状や発達度にあわせた遊びを取り入れることも病児保育の大切なお仕事。
子どもは日々成長しています。病気だからといって普段の保育を中断させるのではなく、できる範囲で発達を促してあげることが重要なのです。

施設型と訪問型、それぞれの良さと難しいこと

病児保育は大きく「施設型」と「訪問型」に分かれます。保育士さんが働く上での良い点、難しい点をそれぞれ紹介します。

施設型

施設型は普通の保育園と同じように、保護者が子ども預けにくるシステム。定員10人以下など、少人数制となっているところが一般的です。

●施設型の良さ
・病気の子どもを預かる環境が整備されている
・病院に施設が併設されている場合、医師や看護師とスムーズに連携でき、急な容態の変化にも対応しやすい

●施設型の難しさ
・忙しい朝の引き渡し時に、短時間で子どもの状態を正確に引き出し、1日の保育計画を作成する必要がある
・容態の違う複数の子どもを一緒に見なければならない

訪問型

訪問型は保護者の自宅に保育士が伺い、子どもが慣れた環境で保育を行います。子ども1人につき、保育士1人がケアするのが一般的です。

●訪問型の良さ
・1対1で子どもと向き合えるため、よりきめ細かい保育ができる
・住み慣れた自宅での保育のため、子どもの混乱も抑えられ、保育士の負担も少なくなる

●訪問型の難しさ
・急に容態が変わった場合に適切な対応をするための専門的知識が必要となり、責任が重い

高まる病児保育のニーズ

子どもが病気になった時の対応で最も多いのが「母親が仕事を休む(63%)」

一般財団法人日本病児保育協会が今年5月下旬から6月上旬にかけて行ったアンケートによると、子どもが病気にかかった時、家庭内での対応として最も多いのが「母親が仕事を休む」で63%。ついで「子どもにとっての祖父母に預ける」が25%、「父親が仕事を休む」が8%、「病児保育サービスを利用する」が3%という結果となりました。
父親に比べて母親の負担が大きいということが分かります。

職場に居づらくなり、仕事を辞めてしまうママも…

子どもは免疫力が弱いため、保育園でたくさんの人に触れ合うと、どうしても感染症などにかかるリスクが高くなります。
上記データから分かるように、子どもに何かあった場合会社を休まざるを得ないのがママ。休暇をとることに対して職場の理解が得られれば良いのですが、そうでない場合、最悪仕事を辞めなければならないという問題がでてきます。

共働きやシングル、核家族世帯は年々増加しています。保護者が安心して働き続ける、そして貧困の不安無く子どもを養育し続けるために、病児保育は大きな助けとなるでしょう。

(⇒第2回 働くママの強い味方!病児保育【2】〜課題とこれから〜)

≪参考URL≫
・共働き家庭の子育て事情、『子どもの病気』はワーキングマザーまかせ!(一般財団法人日本病児保育協会)
・病児保育・病後児保育の認定NPO法人フローレンス



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