2023/10/31更新

加配制度って何?気になる加配について詳しく紹介!

加配制度、配置基準、加配保育士

加配制度、配置基準、加配保育士の仕事など、加配について詳しく解説します。

[目次]

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加配制度とは?

最近よく耳にする「加配」という言葉ですが、正確には「加配制度」と呼ばれる制度のことを指します。それでは、「加配制度」とはどんなものなのでしょうか。
保育園や幼稚園が障害を持つ子どもを受け入れる場合、集団生活に馴染めるようにサポートをする必要があります。そのため、通常の職員の配置基準に加えて保育士(加配保育士)を配置します。そうした制度のことを「加配制度」と言います。

実際に加配はどのように行われるかというと、通常は保護者からの申し出により実施されます。保護者から申し出があった場合、保育園は加配保育士の配置、環境整備、補助金申請などの準備を整えていきます。

現在、加配制度の対象である障害のある子どもの数は増加しています。厚生労働省の調査によると、2020年の時点で保育園に通う障害のある子どもの数は79,260人存在していて年々増加の傾向です。障害児保育を実施している園も約2万か所にのぼっています。
そのような背景もあり、今後さらに加配制度のニーズが高まっていくことが予想されます。

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加配保育士とは

加配保育士とは、障害を持つ子どものサポートを行う保育士を指します。ただし「加配保育士」という職種があるわけではなく、保育士の配置人数に加えて配置されるためにそう呼ばれます。「加配担当」や「加配児対応」という言葉も一般に使われているようです。

障害児保育を行っている保育園には国からの補助があり、通常の配置基準に追加する形で加配保育士を雇用することができます。そうすることで、保育の質を確保しているのです。

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補助金について

加配制度については、国からの補助があります。障害児保育を援助するために、加配保育士の経費を補助する制度となっています。
※給付の対象は保育所、認定こども園、幼稚園、地域型保育事業となります。

①療育支援加算

障害児保育を行っている園を対象にした制度です。主任保育士が主任業務に集中できるように、障害児支援を行う加配保育士を配置するために必要な経費を国が負担します。

②障害児保育加算

小規模保育や事業所内保育など、特定地域型保育事業所を対象にした補助制度です。施設で障害児を受け入れる場合、子ども2人につき保育士1人を配置するための経費が補助されます。

上記はすべて自治体から園に給付される補助となります。加配保育士に直接支給されるわけではありません。また、直接的な加算ではありませんが、保育士等キャリアアップ研修の研修分野として「障害児保育」が設置されています。

障害児保育について研修を実施するために、必要な費用の一部に対して補助が行われています。

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加配保育士の配置基準は?

加配保育士は、どのように配置されるのでしょうか。まず保護者からの申請があり、その申請を市町村が受理した後に保育施設へのあっせんを行います。障害のある子どもの受け入れが決まった保育施設は、補助金の申請をするなどして加配保育士の配置を行います。

加配保育士の配置基準ですが、自治体によって異なります。よって、施設によって子どもと加配保育士が1対1になることもあれば、子ども2人に対して加配保育士が1人の場合もあります。ただ厚生労働省では「概ね障害児2名に対し、保育士1名を水準」としており、多くの自治体がそれにならっているようです。

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加配保育士の仕事内容は?

加配保育士の主な役割は、障害を持つ子どもを支援することです。加配保育士は子どもと信頼関係を築きながら、それぞれのペースに合わせて関わっていきます。子どもの障害は一人ひとり異なるため、種類や程度を把握する専門的な知見が必要になってきます。
また、加配保育士は障害児のサポートに加えて担任の補助をすることも多く、保育補助の業務に似ているところがあります。

加配保育士の仕事内容は主に以下のようなものです。

加配保育士の主な仕事内容

・障害のある子どもの生活をサポート
子どもが集団での生活になじめるように支援していきます。

・個別のカリキュラムを作成
障害を持った子どもに合った個別のカリキュラムを考えていきます。

・他の園児とのコミュニケーションをサポート
友達とのコミュニケーションが難しい場合もあるので、対人関係の援助をしていきます。

・行政機関、療育施設などとの連絡窓口
外部の機関の窓口として連携しながら、他の職員にも周知していきます。

・保護者との連携
障害を持つ子どもの保護者と家庭での対応なども共有していきます。

加配保育士の仕事は、障害を持つ子どもがスムーズに過ごせるような支援を行うことがメインです。ただし、状況によっては行政などの関係機関、また保護者対応などの業務を行うこともあります。

加配保育士の仕事内容については、別ページでも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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加配の必要性

保育の現場でなぜ加配が必要になってくるのでしょうか。加配の対象となる子どもは「障害のある子ども」もしくは「発達障害が疑われる子ども」となります。例えば3歳児であれば、以下のような症状を持つ子どもが対象となります。

加配の対象となる子どもの症状例(3歳児の場合)

・感情のコントロールが難しく、癇癪を起こしやすい
・新しい場所や人を極端に不安に感じる
・同年齢の友達と一緒に遊べない
・衝動的な行動が多い
・ごっこ遊びをせず、気に入った遊びだけを続ける
・感覚的な刺激に対して、強い拒否やこだわりをしめす
・会話が成り立たない
・言葉が遅れている
・じっとしていられず、すぐにウロウロしてしまう
・物を失くしてしまうことが多い

上記は、主な発達障害である自閉スペクトラム症(ASD)、ADHD(注意欠如・多動症)の子どもに見られる主な行動・症状です。ただし、これらの特徴を持っているからといって発達障害とは断定できず、あくまで目安となります。

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加配保育士の支援内容

加配が必要になるのは、そうした障害を持つ子どもたちの困りごとに対して加配保育士がそれぞれ支援していくことになるためです。
加配保育士が行う支援とは、具体的には以下のような内容となります。

他の子との関りが難しい子どもへの支援

障害のある子どもは、他の子との関りやコミュニケーションが苦手なことが多くあります。例えば、お友達とおもちゃの取り合いや順番を守らないためのトラブルなどが起こりがちです。そうした場合、加配保育士が子どもの気持ちを言葉にして他の子にも伝えていくなどしていきます。
また、貸し借りや順番についてのやりとりの練習を行うこともあります。

集団行動が出来ない子どもへの支援

発達障害や自閉症の子どもの多くは、集団行動が苦手な傾向があります。例えば、園の活動に興味が持てず友達と一緒に参加することができないこともあります。そうした場合、加配保育士がそうした子どもの対応をして、担任保育士のフォローを行います。
その他、一人で教室を出てしまう子どもに対しては、加配保育士はその子に寄り添いながら活動への参加を促すなどしていきます。

言葉の遅れのある子への支援

言葉の遅れには様々な理由が考えられます。「環境・性格によって遅れている」「聴覚の発達が不十分」などです。その中の一つとして、「言葉は理解していてもコミュニケーションが苦手」という場合もあります。そうした子どもは、言葉で伝えられないために、物の取り合いになるなど、お友達とのトラブルに繋がることも多くあります。
そのような時には、加配保育士は障害のある子どもに「かして」「ちょうだい」などの言葉を促したり、ケンカの仲裁に入るなどしていきます。

また、障害のある子どもへの指導では物が欲しい時にすぐ手を出すのでなく、例えばおもちゃなどを使いながら、まずは「声を出したら、おもちゃがもらえる」と理解できるようにしていくこともあります。

感情のコントロールが苦手な子どもへの支援

障害のある子どもには「すぐにかんしゃくを起こす」「壁に頭を打ちつけたりする」など、感情のコントロールが苦手な子も多くいます。特に怒って他の子どもを叩いたり、噛み付いたりするような場合は、保育士がそばに寄り添いながら一日を過ごすことになります。
また、子どもが落ち着きやすい環境設定やツールなどを見つけていくなども加配保育士の役割になることもあります。

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まとめ

最近では障害児保育が一般的になってきており、「加配制度」について理解している保育士も多くなっています。しかし、まだ制度について詳しく知らない方も多いと思います。
「加配制度」とは、保育園が障害を持つ子どもを受け入れる場合に集団生活に馴染めるようにサポートする保育士(加配保育士)を加配することを指します。

加配制度のニーズが高まってきた現在、加配保育士の需要も増えています。加配保育士は、保育士資格以外は必要でないため、保育士であれば加配保育士になることは難しくはありません。さらに、加配保育士は障害を持つ子どもの成長を目の当たりにすることができ、社会貢献度も高くやりがいの多い仕事です。

加配制度や加配保育士に興味のある方は、求人を見ながら検討してみるとよいでしょう。

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