子どもの歯磨き 基本はコレ!

まず知っておきたいのが、子どもの虫歯は重症化しやすいということです。なぜなら、子どもは自分で虫歯に気づきにくいことが多いからです。乳幼児期に虫歯をつくらないことがオーラルケアの基本。保育園でも歯のケアを心がけたいですね。意外と知らない、子どもの歯磨きのコツについて紹介します。

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保育園の歯磨きはいつから?

多くの保育園で3歳もしくは4歳児から実施!

ほとんどの保育園では、3歳児もしくは4歳児から歯磨きを行っているようです。ただし、保護者の中には「それまで歯磨きをしなくても大丈夫ですか」と不安になる方もいます。家庭では上に4本、下に4本歯が生えてきた1歳ごろから歯磨きをしていることが多いためです。
本来はその年齢から保育園でも歯磨きをするのが理想ですが、家庭のように一人ひとりに目配りするのは難しいのが現状です。なので、歯磨きをまだしていない子どもたちには、食後に麦茶を飲ませていることが多いですね。

では、なぜ麦茶を飲むのがよいのでしょうか。
飲食をすると、口の中の酸性度合いが高くなります。それが虫歯発生の大きな原因になります。酸性度が高くなっても口の中の唾液が中和してくれますが、麦茶や水で糖分や酸を洗い流すことで虫歯の発生を抑えることができます。
ここで注意したいのが、食後に牛乳を飲むことは糖分が含まれるので避けたほうがいいということです。やはり食後には麦茶や水がおすすめです。

子どもの虫歯は重症化しやすい!?

気づきにくく虫歯で入院するケースも!

まず知っておきたいのが、子どもの虫歯は重症化しやすいということです。なぜなら、子どもは自分で虫歯に気づきにくいことが多いからです。
大人であれば、経験から「虫歯かもしれない」とわかりますが、子どもは気づきにくいために重症化しやすく、中には虫歯で入院する子もいるそうです。なので、保育士は家庭と連携しながら子どもの歯のケアを心がけていきたいですね。

日々の歯磨きは重要と感じていても、子どもの歯磨きについてきちんと指導を受けた保育士はあまりいないのではないかと思います。

歯磨きの一般的な「スクラッピング法」を紹介!

歯磨きの一般的な「スクラッピング法」をもとに、小児歯科医も推奨する子どもの歯磨きのコツ・注意点を紹介します。
子どもたちにとって苦痛にならずに、楽しみながら歯磨きできるよう工夫して取り組んでいきたいですね。

1.歯に対して直角に歯ブラシを当てる。

歯ブラシの毛先を、歯と歯茎の境目、歯と歯の間にもきちんとあてることがポイントです。

2.歯ブラシは小刻みに動かす。

歯ブラシは大きく動かさずに小刻みに動かし、1〜2本ずつ磨きます。5〜10mmの幅が目安と言われています。1か所につき20回以上歯ブラシを動かすのが理想ですが、まずは10回など回数を決めて徐々に15回、20回と増やしていくとスムーズです。

3.歯ブラシは軽い力で動かす。

子どもは強い力で磨きがちですが、そうすることで歯茎が傷つくこともあります。歯ブラシの毛先が広がらない程度の強さが基本です。

「スクラッピング法」で歯磨きする際の注意点・コツは?

左右に少しずつ歯ブラシをずらし磨き残しが無いように!

子どもの歯磨きでは、磨き残しが多いことがよくあります。大雑把に磨くのではなく、左右に少しずつ歯ブラシをずらしながら、全体に磨き残しのないようにするのが基本です。保育士は磨き方を補助してあげてください。
特に、下の歯しか磨かない子も多いので、きちんと上まで磨けているか、声掛けをしてあげましょう。

歯磨きの時間は『3分以上』が目安!

歯磨きの時間は、本来3分以上が目安です。ただし、実際には子どもがそれだけ長時間歯磨きに集中することは難しいかと思います。長ければいいというものでもないので、短時間でも丁寧に磨くことを目指す方が現実的です。どれだけ時間をかけたかより、どれだけ磨けているかが重要だと考えましょう。

仕上げ磨きのコツと注意点は?

保育園の歯磨きは「本人磨き」が基本ですが、子どもは自分で磨き終わると「先生、仕上げして」と言ってきて、保育士による仕上げ磨きをするかと思います。では、仕上げ磨きとは、どの年齢までするものなのでしょうか。

歯科医の多くは10〜12歳くらいまでは、仕上げ磨きをするように推奨しています。なので、年長児ぐらいになると「仕上げしたくない」と言う子も出てきますが、歯磨きを万全にするためにも、仕上げ磨きをし続けることをおすすめします。
以下は仕上げ磨きのコツと注意点です。

保育士が後ろに立って磨く。

保育士が子どもの後ろに回り、子どもの頭をお腹や脇で固定して仕上げ磨きをします。この姿勢だと口の中が見やすく、安全に磨くことができます。

歯や歯茎を見せるようにして磨く。

仕上げ磨きでは、子どもの歯と歯茎の境目などがよく見えず磨きにくいものです。一つの例ですが、前歯を磨く際は指を使って子どもの上唇を持ち上げ、磨く部分がしっかり見えるようにして磨くことが基本です。

奥歯は奥から前に向かって磨く。

歯垢のたまりやすい奥歯は、外からはよく確認することができません。歯ブラシを奥から前に動かすことで、スムーズに磨けます。

数を数えたりしながら短時間で磨く。

子どもは長時間の歯磨きには耐えられません。短時間で手早く磨いてあげましょう。歯磨きの終わりを示すために、数を数えながらするのは有効です。また、無言で磨くよりも話しかけてあげたほうが苦痛になりにくいようです。

まとめ

乳幼児を含めた子どもの虫歯は、年々減少しているそうです。家庭での取組みもありますが、保育園での歯磨きも大きく貢献していると思います。子どもたちが虫歯にならないように、きちんとした知識によって子どもの歯磨きをサポートしてあげましょう。

ライタープロフィール

玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。

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