『読み聞かせ』は子どもの心の発達にとても重要!コツや注意点も紹介します。

保育園で行う読み聞かせの時間は、子どもの発達にも深く関わる大切な時間です。『読み聞かせ』は子どもの心の発達にとても重要!コツや注意点も紹介します。保育園で読み聞かせをを行う際のコツや注意点などを紹介します。

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科学的に見ても「読み聞かせ」にはメリットがある!?

言葉の発達、さらには問題行動の減少!

保育士であれば、日常的に絵本の読み聞かせをする機会は多いと思います。一方で、その効果について深く考えることは少ないのではないでしょうか。
ある脳科学研究グループの調査によると、読み聞かせには思った以上の効果があるとの見解があります。約40組の幼児とその家族に読み聞かせを8週間行ってもらい、以下のような顕著な効果があったということです。

・ 子どもの言葉の力が伸びた
・ 子どもの問題行動が減少した
・ 母親のストレスが減った

読み聞かせをすることで、言葉の発達が促進されることは予測できますが、更に、問題行動が減少したというから驚きですね。それに合わせて、母親のストレスも低下して、親子関係がよくなったと言います。
この結果は、親子だけでなく保育園での読み聞かせにも通じると考えていいでしょう。また、ある脳科学の専門家は、読み聞かせについて子どもの豊かな感情を養い、「心の脳」である大脳辺縁系を育てるのに非常に役立っていると述べています。
そのように、読み聞かせには、子どもの心の発達を促し、子どもと読み手の関係性を良くするなど、様々なメリットがあるようなのです。

年齢別読み聞かせのコツを紹介!

読み聞かせは、決まったやり方があるというより保育士それぞれの流儀ですることが多いようです。保育士であれば無意識に行っていると思いますが、子どもの発達に合わせたやり方というものは存在します。子どもの発達段階を意識して、読み聞かせをしてみるとよいでしょう。

0歳児

0歳児は、絵本を読むというより「絵本をツールとしたふれあい遊び」と考えて接する方が良いでしょう。言葉に心地良いリズムがあったり、色・形に変化のある絵本などを選んで、絵本を通じたコミュニケーションの時間にしてあげましょう。

1歳児

身の回りのものに興味がふくらむ時期なので、子どもに身近な遊びや出来事、食べ物などの絵本がおすすめです。また、読み聞かせの初期である1歳児は、本に触れるスタート時期でもあります。絵本を乱暴に扱ってはいけないなど、本のルールも少しずつ伝えていきましょう。

2・3歳児

言葉の発達の著しい時期なので、読み聞かせによる言語発達が期待できます。この時期の子どもの特徴として、読み聞かせ中に声を出したり、身体を動かしている様子が見られます。登場人物と一体化したり、本の世界に没入する傾向があるためです。それを制止する必要はありません。

4・5歳児

絵本と向き合い心の中で考えたりできるようになってくるので、静かに聞き入っている様子が見られます。知らないものへの興味関心も高まり、長いお話でも聞いていられるようになります。読者として成長してきているので、いろいろな絵本に出会わせたい時期です。

読み聞かせの工夫の仕方やコツ、注意点を紹介!

いつもの読み聞かせをひと工夫して、子どもの心に響かせるコツや注意点を紹介します。

同じ絵本を繰り返し読む!

保育士にとっては、同じ絵本を読むと飽きられるかもしれないと思いがちです。「それ、前読んだよ」という子どもからの指摘も出てくるかもしれません。 しかし、ある調査によると一度読んだ本をまた読むことで、子どもの反応は前回よりも多くなり、感想を語り合う場面も多くなることがわかっています。子どもにとって、二度目の体験の方が、より深い読書体験になっているのです。

子どものウケを狙わない!

絵本によって声のトーンを変えたり、面白おかしく読んだりすることがあります。特に、タイトルに「うんち」など、子どもが反応する言葉がある場合などは子どもの盛り上がりに乗って、ウケを狙ってしまいがちです。そうすることによって、絵本の良さがストレートに伝わらないこともあるので注意が必要です。
子どもの反応はひとまずおいて、自分のペースを崩さずに読み聞かせをする方が、結果として子どもに伝わることが多いようです。

読み聞かせ前の導入も工夫する!

読み聞かせを始める前に、導入の手遊びをして盛り上がることも多いと思います。子どもの気持ちを絵本に向かわせるための導入は、手遊びやクイズ、拍手などがあげられます。例えば、導入として、絵本の表紙と裏表紙をつなげて見せてあげるのも、子どもを集中させる間を作り出せます。表紙と裏表紙はひとつながりの絵になっていることが多いためです。
絵本の表紙の裏にある見返しも、おもしろい導入になります。海の絵本であればブルーであったり、物語を象徴する下絵が描かれていたりと、見返しにも意味があるためです。
何かしらあることで、子どもたちが意識を切り替えやすくなるのでおすすめです。簡単なもので構いません。

まとめ

読み聞かせは、子どもにとって大切な時間です。一方で、保育士にとっても楽しみな時間でもあります。私もクラスの子たちの前で読み聞かせをするのが好きで、集中して聞き入る子たちの顔を見ながら保育士の醍醐味を味わっていました。
脳科学的にも、読み聞かせ中は読んでいる保育士の前頭前野も刺激されて心が活性化されるそうです。保育士も楽しみながら、読み聞かせの時間を工夫してみてください。

ライタープロフィール

玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。

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